【ヤスの街道を行くその⑤】山手通り編

更新日:2015/06/24

392879_483948111670279_1251608969_nこれで環状線を歩くのは、明治通りに環七(高円寺まで)を加えて三回目になりました。
この三つを総じて言えば、いずれも起伏が多いことが特徴と言えるかもしれない。
登っては台という地名に出会い、下っては○○坂下の交差点、××橋を渡る。たぶん、全般に川が西から東に流れていることの表れなんだと思う。
喩えて言うと、東西に横たわる巨人のカラダを三回に分けて、5キロ毎に南北にCTでスキャンをしているようなものと言えるかもしれない。
なので、昔ながらの街道筋の歴史を通りを辿りながら味わう様な回顧的な楽しさはあまりない。
「じゃあ、何があるか?」
「今でしょう!」
(すみません。ふざけ過ぎ!)
でも、言ってみてから、つくづくそう思った訳です。
何故なら、この三つ環状線を歩いてみて、それぞれの切り口からその違いをみた時、今、この時代の世相がよく表れている事に気づいたから。
特に山手通りは首都高環状線が新たに地下に通った分、全く新しい街並みに生まれ変わっていた。
歩道は広くて歩きやすいし、道沿いにはマンションがたくさん立ち並んでいた。幹線通りに有りがちな家電量販店やファミレスなどは全く無く、こじんまりした飲食店が見た目うるさく無く点在して、景観を意識した雰囲気。そこにあるのは成熟した都市の街並み。
一方、環七は出来上がって以降、あまり手が入っていない分昔ながらに、80年代に乱立したファミレスやクルマのディーラーがまだ沢山並んでいる。
そういった違いが非常に対比的に感じたから今を感じる事ができたと言えるかもしれない。
そんな明らかな違いもさることながら、今日山手通りを歩くならどうしても寄っておきたかった個人的に懐かしい思い出の場所が跡形も無く変わっていたことも、時代を切り取るショットとしての環状線歩きの意味をつくづく感じさせていたのかもしれません。
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